西安・咸陽の旅 No.1

アジア方面他
プロフィール

兵馬俑~秦の始皇帝陵 2025年5月31日~6月1日

久しぶりの海外旅行、中国西安の「兵馬俑」を見に行ってきました。

5月31日、中部国際空港セントレア内の「鶏三和」にて昼食。親子丼と鶏そばセットを食す。鶏そばはあっさり目の和風だしで喉ごしも良くとても美味しい。

午後7時15分、中国東方航空「MU2016」便にて離陸。飛行機は古いタイプなのか、座席の前にはテレビのモニターもない。アナウンスもほとんど中国語で何を言っているのかサッパリ分からない。

1時間ほどして機内で夕食。鶏の煮込みの様な物は味が濃い目で美味しい。8割ほど食べる。

約4時間のフライトで西安咸陽空港に到着。現地ガイドの張鑫さんの出迎えを受ける。

午後11時半宿泊先のホテル「西安皇城豪門酒店」にチェックイン

               ホテル715室の内部

 

6月1日(日)小雨模様
午前7時前、ホテルのレストランにてバイキング形式の朝食。
パンはロールパン・クロワッサン・トーストなど沢山の種類が有り一安心。

世界遺産「西安兵馬俑博物館」へ。雨はほとんど降っておらず、傘を差さなくても大丈夫。しかし観光客で大混雑である。

兵馬俑は中国の初代皇帝秦の始皇帝の陵墓を守る為に造られたと言われている。
今から約2,200年前に造られた兵馬俑は等身大の兵士や馬、戦車などの俑が軍隊の陣形を組むように並んでいる。
1974年に、井戸を掘ろうとした農民により偶然発見され、これまでに約8,000体の俑が発掘され、現在もなお発掘作業が続けられている。

跪射俑 かかんで石弓を射る体勢を現している。
中級軍吏俑 右手は剣を持っていたと思われる。

兵馬俑は3つの抗に分かれていて、第1抗は長さが200m以上あり、約6,000体の兵士の俑が並んでいる。
第2高は様々な兵種の混成部隊で、第3抗は小規模な司令部の様な構成になっている。
第1抗に入ると、何列もの掘り起こされた抗に、整然と兵士の俑が並んでいる。
6,000体もの兵士俑が列を作り並ぶ姿は圧巻で、これが2,200年も前に造られたとは正に驚きである。

老西安飯庄にて昼食。名物のビャンビャン麺を食べる。

「ビャンビャン麺」の食感は「ほうとう」に似てモチモチしてコシが有り、酢や醤油とかなりの香辛料が入っていて、味は濃い目ではあるが美味しい。

料理の品数が多く、次から次に運ばれて来る。中には独特の香菜の味がするものもあったが、白菜・木耳・鶏肉の煮物やじゃが芋の甘辛炒め風の物は美味であった。

昼食後、兵馬俑の西1.5kmの世界遺産秦始皇帝陵へ。

秦の始皇帝陵は始皇帝が在位中から約40年かけて造られた陵墓で、広さは東西345m、南北350mと広大で、高さは76mあったとされるが、約51mの高さまでが残存している。
陵墓の下には、宝石をちりばめた地下宮殿が有り、そこには水銀の川が造られていたとされるが劣化を防ぐため今も発掘は行われていない。
始皇帝陵の石碑の前で写真を撮り、張さんの説明を聞く。

阿倍仲麻呂記念碑へ。
唐の時代に玄宗皇帝が政務を執っていた興慶宮が現在公園になっていて、そこに阿倍仲麻呂の記念碑がある。
阿倍仲麻呂は奈良時代、遣唐留学生として、唐に渡り、唐で国家の試験に合格し唐朝の高官を歴任したが、日本への帰国を果たせず唐で客死した人物で唐での功績を称え記念碑が建てられた。

午後4時半、西安回民街を散策。回民街はイスラム人街でB級グルメで有名。しかしガイドの張さんに、B級グルメは食べないように忠告される。腹痛になる可能性大との事。

午後5時20分、西安の餃子専門店徳發長にて夕食

おそらく10種類以上の餃子がドンドン出てくる。
餃子は美味しいものと、チョットクセのあるものなど色々あったが、出てくるのが早くて味の感想が追いつかない。蒸し餃子の普通の味が一番おいしかったように思える。

午後7時、狭西歌舞大劇院にてオプショナルツアーの「唐歌舞ショー」を観賞する。(1人260元)
唐歌舞ショーは唐代貴族の墳墓から出土した壁画などを参考に、西安在住の音楽家達によって創り出された歌舞ショーで北京の京劇・上海の雑技と共に中国を代表する伝統芸能として知られている。
美しい女性達の華麗な舞踊に見とれ、暫し古都、長安の栄華に想いを馳せる。

午後10時ホテルに戻る。

コメント

タイトルとURLをコピーしました